夏前こそ熱中症に注意!
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5月半ばですが、暑い・・
特に今日は暑いです。
湿度は低くカラッとした晴天の毎日が続いています。今日も日差しは強くまるで真夏のような太陽が照り付けていますが、このような気温の日は作業員の熱中症が心配になってきます。
弊社でも毎月実施している安全大会ですが5月の議題は毎年「熱中症対策」です。
幸い、会社の長い歴史の中で救急搬送される程重症化した熱中症患者は発生していませんが、軽い頭痛やめまいから始まり吐き気や立ち眩みといった熱中症手前の症状を自覚して体調不良で作業を中断した作業員は何人も居ます。周囲で一緒に作業している仲間が何人か居る場合はお互いに気が付けるのですが、直射日光に晒される屋外で単独作業の場合は熱中症羅漢のリスクが大幅に高まります。
熱中症対策で出来る事として指導しているのは、「こまめに休憩」「頻繁な水分補給」「タブレットで塩分補給」「クーラーボックスの活用」「空調服着用」「毎日の睡眠と食事」等々です。
日々の作業において進捗管理や休憩時間の確保は個人の裁量に委ねている部分が大半なので、安全大会で繰り返す注意喚起を通じて個々の作業員が熱中症への理解をより深め、自分自身で考えてあらゆる予防策を講じる事が出来るようしつこいくらいに毎回の周知を行っています。
その熱中症なのですが、全国の消防管内で搬送件数が増加し始めるのが5月に入った暑い日なのだそうです。あれ?熱中症が多いのは7~8月の真夏じゃないの?って感じですが、勿論40℃近い気温になる夏真っ盛りの時期に搬送件数は増加するんですが、真夏ではなく5月の今の時期に熱中症が増加するのは、春先の穏やかな気候から急激に気温が上昇する事でまだ高温に慣れていない身体は上手に体温調節出来ずに体調不良を発生させて搬送件数が多くなる傾向にあるようです。
熱中症は作業の熟練度や経験年数に関係なく襲ってきます。
自身の命を守る術を身に付けて体調をコントロールし、熱中症を遠ざけるのも作業員としてのスキルの一つです。適度な休息と体調管理を徹底して今年も暑い夏を乗り切りたいですね。
皆様も適度にリフレッシュしながら快適な夏をお過ごしください。