私達でも出来る事をすこしづつ
お忙しい中、弊社ホームページをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
日々暖かくなり今年も早いもので桜の便りが聞こえ始めて参りました。社用車もスタッドレスタイヤを交換すべきかなと悩ましい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
忙しさを理由にページ更新が年始以降すっかりご無沙汰致しておりました。
さて、今日はゴルフや釣りの話題ではなく弊社で実践している「SDGsへの取り組み」のお話。
近年、メディアでも街中でもとにかく頻繁に耳に入る「SDGs」という言葉ですが、今更だけどボヤっとは知っていますが詳細な中身の理解は出来ていません。と言う事で定義を検索してみると、「持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、2016~2030年に社会の実現を目指して経済・社会・環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むもの」と言ったやや難解な説明がされていました。
やっぱり題目だけ読んでも難しくて中身がよく解らない・・
すごく簡単にまとめてみると、「現在、世界中にたくさん存在する環境問題、あらゆる差別、貧困、人権問題等の悩ましい課題を世界中のみんなで2030年までに解決出来るよう取り組んで行くための計画や目標」って感じでしょうか。
これなら理解出来ます。弊社でも以前から環境問題への取り組みの一環として、撤去工事の際に廃棄される物品の中から分別出来る再生可能品の取り出しを行っております。例えば、地上デジタル放送への移行後に不要になったアナログ電波障害施設を撤去する際、伝送路に使用される有線ケーブルはもちろん、増幅器や分岐分配器といった接続機器類、電源供給装置や鋼管柱など様々な材質からなる大量の廃棄物が発生します。そのまま纏めて廃棄してしまえばただの「事業ゴミ」となってしまいますが、廃棄物の中に埋もれる再生が可能な品目と不可能な品目を理解し可能な限り自社にて分別する事で、廃棄後の分別工程の一つを担う形となります。これにより分別作業に掛かる人件費や時間といったコストは発生しますが、このコストを「負」と捉えずにSDGsへの取り組みの一環とした「正」の手順と考える事が企業の役割であると弊社も考えています。再生可能品の分別には多くの手間と時間を要しますが、SDGsへの更なる理解と「今、私達の会社でも出来る事」をしっかりと考えて継続する事で微力ながら達成への一助となれればと考えています。
テーマが大きすぎて具体的に何を行えばSDGsへと繋がっていくかはっきりとは見えていませんが、「何をやっていいか良く解らない」って考えで眺めているのではなく、私達でも出来る事を目標に取り組んで行きたいと思っておりますので、今後とも変わらぬ益々のお引き立てを頂戴出来ますよう宜しくお願い致します。